女性と資格について①

仕事・人生

豊橋・浜松エリアを拠点としている岡本公認会計士・税理士事務所の岡本友理絵です。

2023年7月に次男を出産し、仕事と育児に追われていたら気が付けば2024年も5ヶ月が過ぎようとしています…。子どもが生まれてから、「もうあれから1年経ったの!?」ということが増えた気がします。
今回は、女性と資格について、思っていることを記事にしてみようと思います。

そもそも私が会計士を目指したきっかけは、一生働き続けられる仕事がしたいということで、「会計士」を目指していたというよりも「手に職を」の気持ちが強かったです。
何か突出して好きなものや得意なものがあるわけでもなく、人前で話すのも苦手な私が一生働き続けるには、国家資格を取らないと!という学生時代の安易な考えで、何が何だか分からないまま公認会計士を目指しました。

勉強を始めた頃から15年以上は経っていますが、結果として会計士を目指したあの頃の自分には感謝をしています。なぜなら、働き方の選択肢が間違いなく多いです。

近年は「女性だから」「男性だから」と区別して話をするのがタブーになってきてはいるものの、やはりまだまだ(特に地方では?)女性の人生は男性に左右される可能性が高いです。
結婚をして相手の地元に住むことになったり、国内だけではなく海外への転勤に着いていったり、相手が起業した会社に入ったり、家業に入ったり…。もちろん男女逆のケースもありますが。

家業に入ってしまうとなかなか自分の意志で道を切り開くことは難しいかもしれませんが、私のように得意なこともなければ特別好きなこともない人間でも、会計士の資格があれば最低限仕事に困ることもないですし、個人事務所を立ち上げることもできます。

会計士に限って考えると、大手監査法人は全世界にあります。そして主要な都市にはジャパンデスクもあります。日系企業が多い都市にはBig4以外でも中小の日系会計事務所がいくつもあります。
また、コロナ禍を経て、リモート勤務が広まったため、日本はもちろん世界のどこに住んでいても、パソコンさえあれば会計士の仕事をすることができます。
私が今受託している東京の監査法人の非常勤業務は、アメリカから豊橋に帰って来てから始めたもので、本社に出社したことも豊橋以外のクライアント先に訪問したこともありません。ほぼ100%の業務を個人事務所のオフィスで行っています。もちろん自宅でも作業が可能で、出産後数か月は子どもを見ながら自宅で仕事をしていました。産後4ヶ月も経つと朝から事務所に子どもを連れていき、自分の事務所の仕事と並行して業務をしていました。

事務所でミルクをあげたりオムツを変えたり…個人事務所だから出来ることで、産後すぐ復帰はしているものの、無理のない働き方だなあと我ながら感心していました。


↑ベビーベッドが事務所のかなりの面積を占領していました。

次回の投稿では、アメリカで就活をしてみて感じたことを書いてみます。

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