豊橋・浜松エリアで会計事務所を開業している岡本友理絵です。
今回は、インボイス関連補助金についてです。
インボイス関連の補助金とは
令和5年10月から始まるインボイス制度ですが、皆様ご対応はお済みでしょうか?経理事務の複雑化が予想されるインボイス制度ですが、補助金を上手に利用してコスト負担を削減しましょう。
インボイス制度の導入促進に活用できる補助金には、「小規模事業者持続化補助金」と「IT導入補助金」があります。
2023年度からさらに補助内容が拡充されておりますので、これらを上手く利用してデジタル化を推進しましょう!
小規模事業者持続化補助金
従来は消費税の免税事業者であった方が今回のインボイス制度開始によって課税事業者を選択し、インボイスを発行する事業体に転換する場合に(インボイス転換事業者)、販売促進にかかる経費の一部が補助されます!
以下が、インボイス転換事業者の補助上限となります。
出典:中小企業庁HP
全体としての採択率は、以下のとおり高くなっております。
第9回 …11,476件のうち7,344件が採択⇒採択率64%
第10回…9,844件のうち6,248件が採択 ⇒採択率63%
小規模事業者持続化補助金についての詳細は以下をご参照ください。
小規模事業者持続化補助金ガイドブック_全国商工会連合会(2023年3月3日)
小規模事業者持続化補助金ガイドブック_全国商工会連合会(2023年3月3日)
IT導入補助金
インボイス制度に対応するためのシステム導入にかかる経費の一部に対しての補助金です。既存システムの改修は対象外となります。
インボイスに対応した受発注システムや会計システムを新規導入する場合、デジタル化基盤導入枠で最大350万円が補助されます!
デジタル化基盤導入枠の採択率についても、以下のとおり高くなっております。
2022年…13,442件のうち10,804件が採択⇒採択率80%
IT導入補助金についての詳細は以下をご参照ください。
IT導入補助金2023
IT導入補助金2023
最後に
いずれの補助金についても、実際の交付は申請⇒導入⇒実施報告の後となりますので、導入時点では自己負担が必要となる点にご注意ください。
補助金以外に関わらず、インボイス対応がまだお済みでない企業様は、岡本会計事務所までご相談ください。
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